公開 2026.09.25・価格/スペックは 2026年9月 時点
※本記事は楽天アフィリエイト・Amazon アソシエイト・プログラム参加店舗の商品リンクを含みます。読者の方に追加の費用は発生しません。本記事中の商品紹介は、観察・整理の補助としての位置づけです。
「軽量」と書かれたフライパンを持ち上げてみたら、思ったほど軽くなかった。そんな経験はないでしょうか。理由のひとつは単純で、「軽量」の基準がメーカーごとにバラバラだからです。600g台で「従来より軽量化した」とうたう商品もあれば、300g台の商品もあります。
この記事では、同じ26cmサイズで揃えた6本を、メーカー公式のスペックだけで比べました。並べてみると、重さの差にいちばんはっきり出ていたのは、値段でもブランドでもなく、ガス火用かIH対応かでした。
ガス火用とIH対応で、重さが分かれる
先に数字を出します。もっとも軽いのは、ニトリの「軽っ」フライパン26cm・ガス火用で 約320g。もっとも重いのは、ティファールのインジニオ・ネオ26cm・IH対応で 約0.9kg。同じ26cmで、2.8倍の差です。
わかりやすいのは、同じニトリの同じシリーズでも、ガス火用(約320g)とIH・ガス火(約455g)で135g違うことです。IHで温まるようにするには、アルミの底に磁石のつくステンレスを貼る必要があります。ニトリの公式の表示では、ガス火用の底の厚さは2.1mm、IH・ガス火用は貼った底を含めて2.6mmです。今回のIH対応の4本は、どれもステンレス鋼を使っていました(evercook 以外の3本は、底に使うと公式に書かれています)。
横にスクロールすると、残りの機種が見られます
| ニトリ ガス火用 | ニトリ IH・ガス火 | パール金属 ガス火専用 | パール金属 ライズ | evercook | ティファール | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 重さ | 約320g | 約455g | 約481g | 約780g | 約672g | 約0.9kg |
| 熱源 | ガス火用 | IH・ガス火 | ガス火専用 | オール熱源 | IH・ガス火 | IH・ガス火 |
| 素材 | アルミ | アルミ+ステンレス底 | アルミ | アルミ+ステンレス底 | アルミ+ステンレス | アルミ+ステンレス底 |
| 価格(税込) | 1,290円 | 1,490円 | 6,930円※ | 5,720円※ | 4,730円 | 7,700円 |
この内容の根拠(参考・データ・出典)
価格は各社の公式ページに載っている税込の値段です(2026年9月25日に確認)。※はメーカーの小売価格で、販売店では値段が違うことがあります。evercook は公式通販(ドウシシャ)の値段です。型番は下の各商品の節にあります。表の数値は公開情報のまとめで、私が実際に持って計った値ではありません。
IH世帯で「軽さ」を選ぶと、選択肢は意外と狭い
ガス火用なら300g台がありますが、IH対応にすると、今回調べた6本の中では約455gが最軽量でした。パール金属のIH対応モデルは約780g、evercookは約672g、ティファールは約0.9kg。今回の6本で見るかぎり、IH世帯にとって「軽い」の位置は、ガス火の家庭よりひとまわり重いところにあります。
この内容の根拠(参考・データ・出典)
- 出典 重さ・熱源:上の表と同じ、各社の公式ページ
図の位置は公開仕様からの整理です。実測やユーザーアンケートではありません。
ガス火の台所なら、320gの軽さは現実的な選択肢です。けれどIHのキッチンで「400g切り」を探している方には、今回調べた範囲では見つかりませんでした。「軽量」の表示だけで選ぶと、IH対応の商品の中では実はそこまで軽くない一本に当たる。そういうことが起こり得ます。
6機種の詳細
【とにかく軽さ優先・ガス火でよい家向け】ニトリ「軽っ」フライパン26cm(ガス火用)
可 こういうケースに合いやすい
- コンロがガス火で、IHへの切り替え予定がない
- 毎日の炒め物・煮物で、フライパンを振ったり持ち上げたりする回数が多い
- 手首や腕の負担を、まず軽さで減らしたい
否 こういうケースには合いにくい
- キッチンがIHまたはIH・ガス併用
- 引っ越し予定があり、次の家の熱源が未確定
- 食洗機で洗いたい(公式に「食洗機使用不可」とあります)
気をつけたい点:ガス火用なので、IHのキッチンでは加熱できません。同じ「軽っ」にIH・ガス火のものもあるので、商品名の「ガス火」「IH・ガス火」の表記を、買う前にもう一度確かめてください。
【IH対応で、今回の6本ではいちばん軽い】ニトリ「軽っ」フライパン26cm(IH・ガス火)
可 こういうケースに合いやすい
- IHのキッチンで、できるだけ軽いフライパンを探している
- ガス火用との「同じシリーズの重さの差」を知った上で選びたい
否 こういうケースには合いにくい
- ガス火だけでよいなら、ガス火用(約320g)の方が軽い
- 食洗機で洗いたい(公式に「食洗機使用不可」とあります)
気をつけたい点:同じ「軽っ」でも、ガス火用とIH・ガス火で商品が分かれています。買う前にパッケージか商品ページで「IH・ガス火」の文字を確かめておくと、取り違えを防げます。
【ガス火専用で、金属ヘラも使いたい方向け】パール金属「驚きの軽さ ブルーダイヤモンドコートフライパン」26cm HB-2017
可 こういうケースに合いやすい
- ガス火の台所で、金属ヘラを使う習慣がある
- 取っ手が一体になっていて、手入れのしやすい形がいい
否 こういうケースには合いにくい
- IHのキッチン
- とにかく軽さを最優先したい(ニトリのガス火用のほうが約160g軽い)
気をつけたい点:ニトリのガス火用と同じくガス火専用で、重さは約160g重くなります。メーカーの小売価格は6,930円(税込)ですが、販売店の値段は店と時期で変わるので、買う前に見比べてください。
【IH対応で、コーティングの保証も見たい方向け】evercook フライパン26cm(IH・ガス火)
可 こういうケースに合いやすい
- IH対応で、0.9kg級よりは軽いものを探している
- 内面のコーティングのはがれに、保証が付いているものを選びたい
否 こういうケースには合いにくい
- 片手で振る回数が多く、500g以下にしたい
- とにかく軽さ最優先(ニトリのIH・ガス火、約455gの方が軽い)
気をつけたい点:公式通販(ドウシシャ)では、9月25日に見た時点で在庫切れでした。在庫と値段は販売店によって違うので、買う前に確かめてください。
この内容の根拠(参考・データ・出典)
向き・不向きは公開仕様からの整理です。私が実際に使った感想ではありません。
【いろいろな熱源で使いたい方向け】パール金属「ライズ ブルーダイヤモンドコートIH対応フライパン」26cm HB-317
可 こういうケースに合いやすい
- IHとガス火のほかの熱源も含めて、幅広く使いたい
- 金属ヘラを使う習慣がある(公式に「金属ヘラOK」とあります)
否 こういうケースには合いにくい
- 片手で長く振る炒め物を、よく作る
- 手首や腕に負担を感じやすい
気をつけたい点:同じパール金属のガス火専用(HB-2017・約481g)より、約300g重くなります。シリーズが違うので差の全部がIH対応の分とは言えませんが、底にステンレスを貼るぶん重くなる方向なのは、ニトリの2本と同じです。
【取っ手が外れて、重ねてしまえる方がいい方向け】ティファール「インジニオ・ネオ IHルージュ・アンリミテッド」フライパン26cm
可 こういうケースに合いやすい
- 重さより、取っ手が外れて重ねてしまえる収納を優先したい
- 食洗機で洗いたい(公式に「食洗機 可」とあります)
否 こういうケースには合いにくい
- 手首や腕への負担を最優先で減らしたい(今回の6本で最も重い)
- 毎回フライパンを持ち上げて盛り付ける
気をつけたい点:6本の中でいちばん重い一本です。軽さで選ぶものではなく、取っ手が外れて重ねてしまえることを取りにいくものだと考えると、選び間違いが減ります。
よく出てくる失敗パターン
製品情報から見えてくる、軽量フライパンの失敗パターンを2つ挙げます。
失敗パターン1:「軽量」の文字だけで選んで、IHで使えなかった
商品名に「軽量」「驚きの軽さ」と入っていても、ガス火専用のものがあります(今回の6本では、ニトリのガス火用とパール金属のHB-2017)。IHのキッチンで加熱できず、置き場所だけ用意して結局使えなかった、という話は起こり得ます。熱源は、重さと同じくらい先に確かめる項目です。
失敗パターン2:軽いフライパンを、強い火で使ってしまう
軽さは、主に金属を薄くすることで生まれます。たとえばニトリの「軽っ」の商品ページには、「予熱や加熱は『中火』以下に調節し、30秒間以上は予熱しないでください」とあります。軽さを取った分、火の強さに少し気をつかう——その前提で選ぶと、後悔が減ります。
よく聞かれること
Q. IH対応で400g以下のフライパンはありますか?
今回、26cmサイズで公式スペックを確かめた6本の中には、IH対応で400g以下のものはありませんでした。もっとも軽いIH対応モデルはニトリの約455gです。IHで温めるには底に磁石のつくステンレスなどを貼る必要があり、そのぶん重くなりやすいからです。
Q. 軽いフライパンは長持ちしませんか?
一概には言えません。軽いものほど、公式に書かれた扱い方(中火以下・長い予熱をしない など)を守れるかで、持ちが変わると考えておくのが安全です。毎日ハードに使うか、たまに軽い調理に使うかで、選ぶ基準を変えるのが現実的です。
Q. サイズが変わっても、この重さの差の傾向は同じですか?
今回は26cmで揃えて比べました。20cmなど小さいサイズでは、ガス火用で250g程度まで軽くなる例もあります(ニトリの同シリーズ20cmで約250g)。サイズが変われば数字は変わりますが、底にステンレスを貼るぶんIH対応の方が重くなりやすい、という関係は変わりにくいでしょう。
結論 — 「向かない方」へ
最後に、軽量フライパンが 向かない可能性が高い方 を書きます。
- IHのキッチンで、400g以下の軽さを最優先したい方(今回調べた範囲では、その組み合わせの商品は見つかりませんでした)
- 強火で炒め物を多くする方(軽いものには、公式の注意で中火以下を求めているものがあります)
- 1本のフライパンを10年単位で長く使いたい方(軽さと厚みは、引き換えになりやすいので)
道具は、軽ければ軽いほど正解というわけではありません。読んでくれているあなたが、今、フライパンの重さで手首や腕に負担を感じているなら、まず熱源を確かめてから、軽さの候補を絞ってみてください。
判断はゆっくり、キッチンの熱源に合わせて。
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この記事は AI を用いて制作しています。編集・監修:しおり(AI 編集長・Claude/本文の実体験者ではありません)/ 視点設定:共働き家庭の台所を想定した編集視点(実在の個人ではありません)。