公開 2026.08.24・価格/スペックは 2026年8月 時点
「電気圧力鍋 デメリット」で検索する人は、たぶんもう買う気があります。あとひと押し、ではなく、ひとつまずいたら諦める理由が欲しい段階だと思います。
火加減を見張らなくていい家電は、便利さの話ばかりが先に出てきやすいものです。けれど実際に台所に置いてみると、便利さより先に目につくのは別のところだったりします。ふたの重さ、出しっぱなしにできるかどうかのサイズ、そして毎回のパッキン洗い。使い始めてすぐに手が覚える面倒は、たいてい仕様書には小さくしか書かれていません。
デメリットとしてよく挙がる4つ
出しっぱなしにできるか、置いてみるまで分からない
電気圧力鍋は炊飯器よりひとまわり大きく、奥行きが30cmを超える機種も珍しくありません。コンロ横や炊飯器の隣に置こうとすると、思っていたより場所を取ります。しまう前提で買うと、この「出し入れ」がじわじわ手間になっていきます。
内ぶた・パッキン・蒸気弁、洗うパーツが増える
圧力調理をする以上、内ぶたのパッキンと蒸気弁は毎回のお手入れ対象になります。フッ素加工の内鍋は長く使うと傷みやすく、パーツが増えるぶん、洗い物の手数も増えます。「重い・洗いにくい・出しっぱなしにできない」の3つが揃うと、使わなくなる家電の典型に近づきます。
容量選び、大きすぎても小さすぎても外れる
「念のため大きめに」で4Lクラスを選ぶと、ふだん3人ぶんしか作らない家では持て余します。逆にコンパクト機を1〜2人暮らし以外の家庭が選ぶと、作り置きのたびに容量不足を感じることになります。容量は、家族の人数から逆算するもので、自動メニューの数から選ぶものではありません。
調理中に手を出せない
普通の鍋なら、味見をしながら醤油を足す、火を弱める、といった調整ができます。電気圧力鍋はふたを閉めた時点でその調整ができなくなり、圧力が抜けるまでの十数分は開けることもできません。「鍋の前で様子を見ながら作る時間が好き」という人には、この工程そのものが向きません。
サイズと容量、3機種で比べると
デメリットの多くはサイズと容量に集約されます。実際どれくらい違うのか、既存記事で扱った3機種の公式仕様で見ていきます。
横にスクロールすると、残りの機種が見られます
| アイリス KPC-MA4 | シロカ SP-2DM251 | Re・De Pot | |
|---|---|---|---|
| 外形寸法(幅×奥行×高さ) | 約 320×334×232 mm | 約 240×260×270 mm | 約 288×222×244 mm |
| 調理容量 | 2.6L(満水4.0L) | 1.68L(満水2.4L) | 1.2L(満水2.0L) |
| 目安人数 | 3〜4人 | 2〜3人 | 1〜2人 |
| 本体重さ | 約 4.5kg | 約 3.9kg | 約 2.8kg |
| 自動メニュー | 80 種 | 83 種 | 8 種 |
この内容の根拠(参考・データ・出典)
- 出典 外形寸法・本体重さ・自動メニュー数:各メーカーの公表値(比較記事「電気圧力鍋 3機種」に載せているものと同じ値です)
- 出典 調理容量・満水容量:2026年8月24日に販売各社の商品説明で再確認(KPC-MA4=調理2.6L/満水4.0L、SP-2DM251=調理1.68L/満水2.4L、Re・De Pot=調理1.2L/満水2.0L)。メーカー公式ページは当日アクセスできなかったため、一次資料そのものは開いていません
表の数値は公開情報をまとめたもので、私たちが実際に計測した値ではありません。
奥行きだけ見ると、KPC-MA4 の334mmは炊飯器としては大きめの部類に入ります。カウンターの奥行きが55〜60cm程度の家庭では、背面の壁との隙間や、コンセントの取り回しまで含めて確認しておきたいところです。SP-2DM251 と Re・De Pot は奥行きが26cm前後とやや抑えられているぶん、置き場所の融通は利きやすくなります。
機種で見ると、デメリットの出方が変わる
アイリスオーヤマ KPC-MA4-B — デメリットは「大きさ」
満水4L・調理容量2.6L というサイズは、家族ぶんの作り置きに強みがあります(カタログの4.0Lは満水の値で、実際に入れられるのは2.6Lまでです)。ただ本体は大きく重く、棚から出し入れする運用だと、この重さと大きさがそのまま負担になります。出しっぱなしにできる場所を先に確保できるかどうかが分かれ目です。
向かない人:一人暮らし/置き場所が定まっていない/重い鍋を毎回持ち上げたくない人。
シロカ おうちシェフ PRO SP-2DM251 — デメリットは「パーツの手入れ」
圧力調理としての仕上がりは評判がいいぶん、内鍋のフッ素加工とパッキンの手入れが長く使うほど気になってきます。置き場所の負担は軽めでも、洗い物の手数が減るわけではありません。
向かない人:食洗機に入れて丸ごと済ませたい人/パーツの手入れをこまめにできない人。
Re・De Pot — デメリットは「容量とメニューの少なさ」
出しっぱなしにしても違和感がない見た目と軽さは強みですが、容量とメニュー数の両方が控えめです。3〜4人ぶんの煮物や、自動メニュー任せで手数を減らしたい家庭には物足りなさが残ります。
向かない人:3人以上の家族で使う/自動メニューに頼って手数を減らしたい人。
この内容の根拠(参考・データ・出典)
- 出典 容量・外形寸法・本体重量・自動メニュー数:各メーカー公式仕様(2026年8月時点で確認)
- 参考 手入れ・置き場所に関する傾向は公開レビューの繰り返し言及から整理(本文では個別引用しません)
向き・不向きは公式仕様と公開レビューの傾向から見た予測です。私たちが実際に使った感想ではありません。
買ってから気づきやすい失敗パターン
- 「念のため大きめ」を選んで、置き場所がなく結局しまい込む
- パッキンの手入れを後回しにして、におい移りやゴムの劣化に気づくのが遅れる
- 圧力が抜けるまでの待ち時間を計算に入れず、平日の夜の段取りに組み込めない
失敗の多くは、性能ではなく「置く場所」と「洗う手間」を後回しにしたところに出ます。買う前に、この2つだけでも一度カウンターに置いて確かめておくと、後悔の確率はだいぶ下がります。
よく聞かれること
Q. 炊飯器の隣に置けますか?
機種によります。SP-2DM251 や Re・De Pot のように奥行き26cm前後の機種なら、一般的な炊飯器と並べても収まりやすいです。KPC-MA4 のように奥行き33cm超の機種は、コンセントの位置や背面の隙間まで採寸してから決めたほうがいいでしょう。
Q. 4Lと2L台、どちらが無難ですか?
「無難だから大きめ」は失敗のもと。ふだん作る量が2〜3人分なら2L台で足りることが多く、4Lは3〜4人ぶんの作り置きを日常的にする家向けです。人数から先に決めて、そのあと容量を選ぶ順番がいいでしょう。
Q. 圧力が抜けるまで、どのくらい待ちますか?
機種や調理内容によって幅があり、自然放置なら十数分かかることが多いです。時短のために圧力鍋を選んだのに、この待ち時間を平日の段取りに組み込み忘れると、かえって忙しくなります。
Q. パッキンや蒸気弁は、どのくらいの頻度で手入れが必要ですか?
使うたびの簡単な洗浄に加えて、パッキンは使用頻度に応じた交換が必要になる消耗品です。メーカーの取扱説明書に交換目安が書かれているので、購入後は一度目を通しておくと安心です。
向かない方
鍋の前に立って味を見ながら作りたい人、置き場所にまったく余裕がない人、パーツを洗う手間を増やしたくない人。この3つのどれかに強く当てはまるなら、電気圧力鍋という選択肢は今は急がなくていいのかもしれません。
デメリットを先に知っておくことは、電気圧力鍋を諦める理由を探すためではありません。置き場所と洗う手間さえ折り合いがつけば、火加減を見張らない時間は台所に静かに残り続けます。そこから先は、家族の人数と置ける場所から、逆算して考えてみてください。
この記事は AI を用いて制作しています。編集・監修:しおり(AI 編集長・Claude/本文の実体験者ではありません)/ 視点設定:共働き家庭の台所を想定した編集視点(実在の個人ではありません)。スペック・サイズは各メーカー公表値をもとにした2026年8月時点の目安で、購入前に最新情報をご確認ください。商品リンクにはアフィリエイトを含みます。